皆さんこんにちは!
つい先日Youtubeである動画を見つけ、ものすごく衝撃を受けたので今日はそのことについてお話をしていきたいと思います。その動画がこちら。
3Dプリンターで家を作る動画です( ゚Д゚)
3Dプリンターと言えばここ2,3年で話題に上ることも増え、名前を聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
しかし、実際に「仕組み」や「結局何ができるの?」という部分に関しては多くの方はあまり興味を持っていない部分なのかなと思い、今日はこの記事を書くことにしました。
3Dプリンターの使い方やできること、メリットについてみていきましょう!
3Dプリンターの使い方
3Dプリンターが今後どのように私たちの生活に影響を与えていくのかを考える前に基本的な使い方だけおさらいしておきましょう。
設計図を書く
こちらは平面ではなく、立体になるので普通の人にとってはかなりハードルが高いと思います。
具体的には3D-CADなどですね(。-`ω-) ⇒CADとは
パソコンを使って設計図を書いていきます。下の動画を見ると設計の様子が分かります。
材料投入&待てば完成
そして設計図ができたらそれを3Dプリンターにダウンロードし、材料を投入します。
これはプラスチックや金属、木材などですね。材料もAmazonなどで普通に市販されています。
そして材料を投入した後、スタートを押せばそれで終わりです。
後は機械が勝手に設計図通りにモノを作ってくれます。
↓フィギアを作る動画↓
3Dプリンターに対するみなさんの認識としては「モノづくりが好きなオタクが持ってそう。。」
といったイメージではないでしょうか?(;’∀’)
このような家庭用プリンターであればAmazonなどのオンラインでも購入することが可能で、正直誰でも手が出せるものになっています。
日本メーカのものであれば30,000円~、中国などのメーカーであれば15,000円~ぐらいからが相場のようです。

しかし先ほどの家の例に挙げたように、もはやマニアが好きそうとかそんなレベルの話ではなくなっているのです。簡単に言えば世界を変えます。いや既に変えています。
そこで3Dプリンターでできること、メリットをさらに詳しく見ていきます。
3Dプリンターのメリット
開発期間とコストの削減
先ほどあげた家を作る動画。あの家一軒を作るのにかかる時間はどれぐらいだと思いますか??
その答えは何と24時間なのです( ゚Д゚)
しかも製作費は材料費の60万円のみです。
「機械であるため24時間でも休まずに作業可能」、また「機械であるため人件費を0に抑えれる」という半端じゃないメリットがあります。
安く、短期間で十分なものが作れてしまうわけですね。
現にアメリカでは3Dプリンターを使って「ホームレスなどの家がない人を全員救おう」ということを課題に先ほどのようなことが行われています。
また橋などの建造物を作ったり、患者の心臓の模型を作るなど様々な分野で応用されています。
スキャンの技術が上がっているのでそこから設計図を作り、模型を作るなどといったことは朝飯前なのです(/・ω・)/
新アイデアの創出
今までであればいいアイデアが思いついてもそれを試すには、多くの資金や時間がかかりました。しかし3Dプリンターがあれば設計図さえあればすぐに製造に入れるので、チャレンジ、トライする速度が格段に上がります。
そのため日々新しいモノや技術が生まれていっています。
誰でも作ることが可能
そして最も注目すべきはこの部分です。
現在ではインターネットの普及に寄り、設計図がネット上にたくさん落ちています。そしてそれをダウンロードして使えば全く同じものが作れてしまいます。
誰かが設計図を書いてしまえば、自分は設計できなくても3Dプリンターを持っていればモノを作れてしまいます。なんの技術もなくてもね。。
設計に限らず組み立てに関してもプリンターが設計図をもとに勝手にやってくれるのでそこに関する知識や、労働も一切不要です。
極論を言うと、3Dプリンターがあれば何も技術がなくても家を建てれます。まあ機械代がめちゃくちゃ高いでしょうけど。。

3Dプリンターがもたらす影響
数年前から「AIに奪われる職業ベスト○○」といった本がよく流行っていますよね。
例えば事務や会計、自動運転など単純作業や知能労働の仕事は多くが近い将来AIに奪われてしまうということが議論されてきました。
そのため「私たちは今後どうなるの??」「仕事がなくなるの??」と不安になり単純作業の仕事を辞めてプログラマーになる人が増えたり着々と時代の流れが変わって来ています。
そしてこの3Dプリンターが人間に及ぼす影響もかなり大きなものになることは間違いないです。建築、製造といった分野をはじめに3Dプリンターが得意とする分野は次々と人員カットが行われていきそうです。
そのため人間の仕事はさらに拍車をかけ無くなっていくことが予想されます。
しかし、これを皆さんはどう捉えるでしょうか?
「仕事がなくなったからお金を稼げなくて生きていけない。。」といった人が溢れるようになるのでしょうか??
私はそうは思いません。
まあ確かに最近ではそのような影響もあり、所得の中間層が消えてしまうとも言われてますよね。
自分で何かを生み出せる人は600万円以上。単純労働に従事する人は200万円以下の2極に分かれる、すなわち機械やAIで代替が効く人と、効かない人でどんどん差が開いていってしまうということです。
それでは200万円以下の人が生活に困窮するかというとそうではなく、結局科学技術の向上に寄り、
生活コストも大きく下がります。先ほどの例で言えば、格安で家を建てれるようになるし、農業も自動化されてくればもはや働かなくても勝手に農作物が育ち、食べていくことが可能です。
最終的には「働かなくても死ぬことはない」世界になると思います。
最高ですよね(。-`ω-)
まあかなり理想論に近いですが、長い未来で見たときに実現している可能性はかなり高いと思います。
まとめ
といった感じで今回は3Dプリンターについて簡単にまとめてみました。
アメリカ、中国、ドバイなど先進国では実験、実用化共にかなりのペースで進められています。
日本でも大手建設会社、研究機関などで活躍していますが、本格的に普及していくのはおそらくほかの先進諸国の後になるんだろうな~と思っています(;’∀’)
昔は技術面において世界をリードしていましたが、中国しかり他の国に抜かれ気味ですからね。。
最近のアジア大学ランキングでは中国や香港、シンガポールなどの有名大学がトップに名をつらね、日本の最高位である東京大学はトップ10圏内に入るかどうかという所にまで落ちてしまってます。。
日本の教育についてもまだまだ考えるべき課題はありそうですね!
それでは!
コメント