皆さんこんにちは!
今日はつなぐコミュニティ富山の初取材ということで、富山市駅前にある
『もつ家 福多(ふくた)』さんに訪問させていただきました!
お肉、とりわけ店の名前にもある「モツ」をメインとした料理店です。
事前にHPで確認していたので、高まる食欲。
また自分で立ち上げたメディアに初めて記事を掲載させていただくという若干の緊張感が混ざり合った複雑な思いを胸にお店に到着!!
もつ家福多はこうしてできた!
ーーそれではインタビューを始めさせていただきます!まずはなぜ、もつ家福多を立ち上げたのか経緯を教えて頂いても宜しいですか?

もともと、当店の代表でもある旦那の実家がモツ屋であったことが始まりです。
(速星にある「お多福」というお店。こちらも富山の有名店!)
速星なので中心部からは少し離れているんです。
そこでよりたくさんの人にこの味を届けたいということで、2008年に「もつ家福多」を富山市の中心部である駅前に開店しました。
もともと「お多福」のほうで知名度があったこともあり、業績は順調に上がり、6年後の2014年には本店から400mほどの場所に2号店を立ち上げました。
↓2号店である『MOTSUYA 福多 其ノ二』↓
ーーなるほど。でも距離的にかなり近いですね。逆にお店のお客さんを取り合う状況にはならないんですか?

それが意外と大丈夫なんです!
歩いてでも行ける距離なので、本店のほうがお客さんでいっぱいになってしまったときに、広い2号店の方にご案内することができるんです。
そのため多くのお客さんを受け入れることができるんです。
ーーなるほど、そんな戦略もあったのですね( ..)φメモメモ
もつ家福多のこだわり
ーーそれでは次に、このお店の「こだわっている部分」について教えてください!

そうですね。
まず食材に関して、とりわけ「もつ」に関しては徹底的にこだわっています。
店とは別に厨房を持っていて、そこで入念に「洗い」を行いモツの臭みを取り除いています。特に豚モツは臭みが強いので、この「洗い」がとても重要になってきます。

またその日の分のお肉は、必ず毎朝県内の専門の業者さんの所へ行き、目で確かめて仕入れています。
お客さんには「いいもの」を提供することを信条にしているので、仕入れに関しては一切の妥協はしません。
そのため「いい肉」が手に入らなかったときは、その部位を使う料理がその日のメニューに出ないこともあります(笑)
ーーそれはすごいですね!ほかには何かありますか?

肉料理に限らず、サイドメニューもほとんどが自店で仕込みを行っています。やはり、そこで手間をかけ、心を込めて作ったかどうかというのはお客様の満足度につながると思います。
また料理をよりおいしく味わっていただくために、積極的にお声かけをさせて頂いています。
おすすめの食べ方や、食べ時のタイミングなどを様子を見てお客様に伝えています。

設備で言えば、リニューアルの際に無煙ロースターを導入し、煙がなるべく出ないようにもしています。コストはかかりますが、女性の方なども食べに来ることが多いので服に煙の匂いがつかないようにといったことも考えて導入しました。
モツはただでさえよく燃える食べ物なので。。
以前は煙で前が見えないなんてこともあったんですよ(笑)
ーーなるほど。ロースターなどは今まであまり気にしたことはなかったのですが、私たちが食事を楽しめる背景には、店側の様々な配慮があるのですね。
やりがいを感じる瞬間
ーーそれでは次はお店をやっていて、大変なことや、嬉しい瞬間、大事にしていることについて教えてください。

大変といえばもちろん「今」ですね。
コロナウイルスの影響で客足が遠のき、もちろんですが売り上げ的にも厳しい状況です。最近では自粛緩和や、テイクアウトもあり徐々に客足が戻ってきつつはありますが、依然として厳しい状況であることは間違いないです。
でも考え方を変えれば、いつもとは違う形での嬉しさを感じることもあります。
ーーと言うと?

駅前ということもあり、車を止めたりする場所も少ないので普段は飲み会での利用や、サラリーマンなどどちらかといえば若い人の利用が多い店でもあります。
しかしテイクアウト、デリバリーを始めたことで、普段はなかなか来られないようなお年寄りの方や、小さいお子様をもつ家庭など、お店だけではなかなかリーチできなかったお客様にもサービスを提供できていると感じる機会が増えました。
お店に来る人は少なくても、今日も多くの家庭で私たちの提供している食品が、みなさんに笑顔を与えれていると思うと、とても嬉しいですね。
また、時間があることでこのように取材をすることもできています(笑)普段の忙しさであれば、営業前とはいえこのような時間をとることが難しいので。。
ーーなるほど。私にとっては良かったということですね(笑)!!それではこのお店をすることで大事にしていることはありますか?

そうですね。
食材にこだわり、おいしい料理を提供するというのはもちろんのことですが、「このお店に来てよかった!また明日からも頑張ろう!!」と来ていただいたお客様に活力を与えれるような店でありたいという思いがあります。
そのためには、食材だけではなく人材育成、接客、店づくりなど様々なところに気を付けています。人材育成という観点で言えば今日若手マネージャーである大江を取材に同行させているのもそのような理由からです。
たくさん経験を積むことで、このお店、また今後別の分野で活躍するにしても、将来何かの力になるようなものを得てほしいと思っています。
お客様だけでなく、ここで働くスタッフなどの関係者も含め、「この店があって良かったな」と思ってもらえると嬉しいです。
話が少しそれましたが、そのように「活力を与え、笑顔で帰っていただく」というところが私たちの喜びであり、仕事をしていく上でのモチベーションになっています。
ーーモツだけでも元気になれそうなものですが、それ以上の活力を生み出しているわけですね!
【これだけは食べてほしい!】おすすめの1品
ーーそれでは最後に福多に来たらこれは絶対に食べて欲しい!というおすすめのメニューがあれば教えてください!

豚モツです!(即答)

豚モツです!(即答)
ーーまさかの同じ答えですかwできれば違うメニューでお願いします!!(/・ω・)/
~メニューを見て真剣に考えること5分~

私はユッケとセンマイですね。正直どれも好きなので一品に絞るのは難しいです。。
ーーなるほど。玄人好みのけっこう渋めなチョイスですね。福田さんはどうですか?

豚モツです。
ーーやばいこの人全然ぶれない(´゚д゚`)ちなみにどんなところが好きなんですか??

なんか食べると落ち着く感じなんですよ。ホッとするというか。
間違いなく死ぬ直前に、最後に食べたい食べ物のベスト3には入るようなそんな味です。分かりますか?
ーー(やばい。。抽象的過ぎて全然わからん。。ブログになんて書けばいいんだ。。)

牛モツは脂がのっていて王道というような味ですが、豚モツは牛に比べると結構あっさりしていて、噛み応えがあります。
あっさりしてるんですけど、噛めば噛むほど旨味が溢れてくるといった感じですね。
ーー(大江さんナイス!!)
まとめ
福田さんが取材中にあまりモツを食べない私に物凄く熱くモツについての愛情を語ってくれたのが印象的でした(笑)
※あまりたべないと言っても他の部位に比べたらの話で、もちろんモツも大好きです((+_+))
やはりその裏側には自分たちが提供しているモノへの、「こだわり、熱意、愛情」が感じられました。
大江さんも年齢が近くとても話しやすかったです!
初めてということで色々と至らない部分もありましたが、最後まで楽しく取材に答えていただき私も嬉しかったです。ありがとうございました!
↓「もつ家 福多」の公式インスタグラムはこちら↓
皆様も駅前に寄った際には是非ご賞味を!
それでは!
コメント